卒業制作優秀作品集 2020
塚本英世賞
コミック・アート学科 アニメコース
曽 子珊
- 最後の一撃
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技法・素材 :CLIP STUDIO PAINT、After Effect、Premiere
- このアニメーションは自己犠牲の英雄をテーマとして作っています。愛する人のためにひとりで巨大なモンスターと戦うストーリーです。短いアニメなので、一番盛り上がった部分、主人公の最後の一撃から始まります。自分の幸せはだれかのおかげだと感謝の気もちを込めています。
校長賞
総合デザイン学科 グラフィックデザインコース
田中 悠莉奈
- ひととせと私
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技法・素材 :Illustrator、Photoshop、B1・B2ポスター、文庫本装丁、POP
- 架空の出版社「星川文庫」から計12人の架空の作家が季節に沿った物語を出版する企画です。小説や装丁、物語を通して季語や日本の季節の美しさを知ってほしいと思い制作しました。季節の綺麗さをきちんと伝えると共にどこか懐かしいと思わせるような風景、少女像に自己投影してもらえるビジュアルを作成しました。
ミネアポリス
美術デザイン大学 学長賞
コミック・アート学科 コミックイラストコース
方 品中
- 日常のひとコマ
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技法・素材 :CLIP STUDIO PAINT EX
- 何も気にせず、平凡な「日常」が味わえることが一番幸せなこと。帰るにも帰れない今のご時世で、故郷への思いをこの3枚に詰め込みました。
総合デザイン学科 デジタルデザインコース
古谷 開都
- 仮想世界を体験しよう ~バーチャル空間における進化と可能性~
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技法・素材 :Blender、Unity
- ひたすら可愛いを追求した空間をVRで構築しました。VRでは椅子に座ったり、絵を描いたり、ぬいぐるみを持ったり、テレビを見たり、様々なことが出来ます。
コミック・アート学科 美術・工芸コース(絵画)
長田 尭之
- オンブラマイフ
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技法・素材 :ミクストメディア、キャンバス
- 帰るべき場所をテーマに描きました。外出自粛で家に帰属意識を持てないと気付いた人も、例え現存せずとも郷愁を感じた時に想う場所があるはずです。オンブラマイフは木陰で穏やかな時間を過ごす、という理想的な瞬間の曲です。画質の荒い山、落書き、ソテツ、陳列棚、ありふれたものに対してこそ帰属意識が遍在していると考えました。
コミック・アート学科 美術・工芸コース(金工)
宅間 爽香
- 樹齢23年
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技法・素材 :銀、銅、真ちゅう、トルコ石、CZ(キュービックジルコニア)、ビーズ、ペリドット、カーネリアン、ガーネット、スモーキークォーツ
- 年輪は樹の人生そのものであり、木目はその一部です。故に、同じものは一つもありません。私は樹のように「二つと無い作品」と「誰かを笑顔にできる作品」の両方を合わせ持つ作品を作れる制作者を目指しています。今回の作品はそのための一重目とし、未熟ながら制作者としての年輪を重ねさせて頂きました。
総合デザイン学科 イラストレーションコース
宇根 由羽希
- 日本各地てのり米
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技法・素材 :Illustrator CC、Photoshop CC、CLIP STUDIO PAINT
- 現在、日本では特に若者を中心に米離れが進んでいます。そこで、一人暮らしの人にも買いやすいお手軽な一合サイズの米のパッケージを制作しました。米の種類も白米だけでなく、日本各地の珍しい米も入った十種類の商品展開となっているので、どんな味の違いがあるのか、一合サイズなら買ってみようと日本の米に興味を持って頂けたらと思います。
総合デザイン学科 プロダクトデザインコース
田村 奈々絵
- あにまるぼとる ~かわいい動物キャラの調味料入れ~
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技法・素材 :3DCG etc.
- 生活とは、世の中で暮らしていくことです。その中で、食事はかかせないものです。食事においてなくてはならない調味料というものを忘れてはいけません。そこで今回、調味料入れをデザインしようと思いました。少しでも食事に楽しみや彩りを感じてもらえるかわいいグッズになればいいなと思っています。
総合デザイン学科 インテリアデザインコース
泉本 佑果
- 木々と紡ぐ。そして始まる。 ~緊急時対応型 みんなの公園~
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技法・素材 :ミクストメディア
- 今日、新型コロナウィルスの影響で日々の暮らし方や働き方など、今まで以上に様々な場面で柔軟な対応が求められるようになりました。そんな柔軟な対応を支援できるような仕組みを取り入れた、日常では公園として利用でき、緊急時には仮設住宅として利用できる空間を考えました。
コミック・アート学科 マンガコース
岩本 彩乃
- 正座くん
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技法・素材 :CLIP STUDIO EX
- 私は将棋を観戦するのが好きです。そして、たまに対局室や記録係といった棋士を支える周りの光景も観察します。この漫画は記録係にスポットを当てて、私ならではの視点で描くことが出来ました。この作品を通して将棋の楽しみ方の多様性を感じてもらえたらと思います。
コミック・アート学科 美術・工芸コース(版画)
孟 慶青
- 朝、昼、晩、春、夏、秋、冬
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技法・素材 :銅版画
- 光をモチーフとして作品を作ろうと考えたのは、毎日の生活の中で異なる時間に異なる光の風景があることの面白さに気づいたからです。腐食時間の差で濃淡をつくる銅版画の表現も、時間と光の関係と共通していると思いました。また、印刷する際に紙にできる凹みをいかして一枚の紙に数枚の版を並べて刷ることにより画面に複数の空間を作りました。
コミック・アート学科 美術・工芸コース(陶芸)
徐 亦凡
- 輪廻
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技法・素材 :磁土、赤土、シャモット、美章園の土
- 「泥より出づるも染まらず」この言葉からのインスピレーションで作った作品です。どんなに美しい花も枯れて泥になるけど、泥の中には再び花が咲きます。これは、世の中での小さな輪廻です。花は白い磁土で丁寧に手びねり。泥は赤土、シャモット、美章園の土を混ぜて少し乱暴に叩いて作りました。
卒業制作展
ポスター公募
校長賞
総合デザイン学科 グラフィックデザインコース
關 新太
- 積層
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技法・素材 :Illustrator、マット紙
- 原始の衝動から電子ネットワークの発達まで人類の積み上げた層を刺激的に表現しました。