「翠光を纏う時空―勾玉は目覚め、明日を照らすー」2022年2月5日~2月13日

2022. 02. 02

展示情報

ユーザー
受験生 / 在校生 / 卒業生 / 企業・一般の方 / 保護者
コース
グラフィックデザイン / デジタルデザイン / イラストレーション / プロダクトデザイン / インテリアデザイン / マンガ / コミックイラスト / アニメ / フィギュア / 絵画 / 版画 / アクセサリー / 陶芸

「翠光を纏う時空―勾玉は目覚め、明日を照らすー」

美術・工芸コース(陶芸)講師 山村 幸則先生が、テクニカルディレクションとして参加されています(作品1)展覧会のご案内です。どうぞ、ご高覧ください。

【展覧会概要】

タイトル:「翠光を纏う時空―勾玉は目覚め、明日を照らすー」

開催場所:大阪府立近つ飛鳥博物館近つ飛鳥ギャラリー

開催時期:202225日(土)~213日(日)10時~17時(2月7日休館)

主  催:大阪芸術大学

共  催:大阪府立近つ飛鳥博物館

企画制作: 大阪芸術大学芸術計画学科「プロジェクト演習」、「同」アートプロデュース研究領域

監  修:大阪芸術大学芸術計画学科アートプランニング研究室

 ホームページURL

大阪芸術大学と大阪府立近つ飛鳥博物館は202111月に協定を締結し、博学連携事業として展覧会「翠光を纏う時空勾玉は目覚め、明日を照らす」を企画することになりました。

千六百年間、微睡んでいた勾玉(館蔵品)をライトボックスの上に置いて撮影し、勾玉の生命を引き出したポートレートを制作しました。その作品は、約500倍の大きさに引き伸ばされ、地階と天井を繋ぐ巨大な吹き抜けに吊し、令和の世に蘇った最大10メートルの勾玉が宙を飛翔する姿を表現しました。

また、天窓から降り注ぐ太陽光は大きな勾玉を透過し、その場は柔らかな翠色で充され、不思議な時空を顕現させます。そのようなシチュエーションの中で過去、現代、未来が交わる様々な作品と向き合い、勾玉に想いを馳せ、ひいては人間をも思索することができる美しき場(トポス)を創出させたいと考えました。

本展覧会は、芸術計画学科の基幹科目に位置付けられる「プロジェクト演習Ⅰ」、「同Ⅱ」のトライアルプログラムの1つであり、アートプロデュース研究領域・近つ飛鳥チームに属する学生、卒業生、教員の力を結集させて対社会的に芸術計画を具現化、実践する機会となります。グランドコンセプトの構築、作家を活かす企画構想から実施、運営、広報、予算計画までを一貫して立案し、体現する学びの場でもあります。今回は、メインクリエイターに写真学科の学生(学長賞受賞者)を起用し、写真、映像、音響、言語、造形(インスタレーション)の諸領域を融合する表現とワークショップを実施いたします。アートの力で拓かれた新しい博物館の愉しみ方を体感していただければ幸いです。