アーティスト・イン・レジデンス企画 『Reunion-竹内紘三・秋永邦洋』4月29日(土・祝)~6月25日(日)

2023. 04. 17

展示情報

ユーザー
受験生 / 在校生 / 卒業生 / 企業・一般の方 / 保護者
コース
グラフィックデザイン / デジタルデザイン / イラストレーション / プロダクトデザイン / インテリアデザイン / マンガ / コミックイラスト / アニメ / フィギュア / 絵画 / 版画 / アクセサリー / 陶芸

美術・工芸コース(陶芸)講師 秋永 邦洋先生の展覧会のご案内です。是非、ご高覧ください。

 

アーティスト・イン・レジデンス企画

『Reunion-竹内紘三・秋永邦洋』

4月29日(土・祝)~6月25日(日)

会場:滋賀県立陶芸の森  陶芸館ギャラリー

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日:毎週月曜日

入場料:無料

主催:公益財団法人  滋賀県立陶芸の森 

 

滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー

〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 TEL. 0748-83-0909 FAX. 0748-83-1193

https://www.sccp.jp/exhibitions/17647/

交通アクセス

https://www.sccp.jp/guide/access/

【関連行事】

アーティスト・トーク

日時:4月29日(土・祝)14:00~

会場:管理棟 視聴覚室

 

出品作家の竹内紘三と秋永邦洋の2人によるアーティスト・トークを開催します。それぞれが実践する制作の方法やその変遷などを学生時のエピソードを盛り込みながら対談形式でお話しします。

 

事前の申し込みは不要です。直接現地へお越しください。

お問い合わせ先

TEL:0748-83-0909

FAX:0748-83-1193

e-mail:togeinomori@sccp.jp

 

孤独がなければ、何事も成し遂げられはしない…。ある著名な芸術家の言葉です。芸術家は孤独のなかで、自身と向き合い思考を巡らせる時間を持っています。しかし、はじめから誰からの影響も受けずに制作する作家は多くはいないでしょう。

大阪芸術大学陶芸コースの同級生である秋永と竹内は、「互いの制作に対する姿勢が、自身の制作への取り組みをより深めた」と学生時代を回想しています。単なる同級生ではなく、作家として関係性を築けたことが、互いの制作活動を支える貴重な財産となりました。それぞれが自立した作家として活躍する現在もなお、互いの存在は自身の創作活動の重要なモチベーションのひとつであると話しています。

再会や同窓会を意味する「Reunion」は、二人の同級生・秋永と竹内が空間を共有することに由来します。陶芸の森のレジデンスでは常に10名程の作家が生活を共にしながら制作に取り組んでいます。秋永と竹内の真摯な制作姿勢は二人と同じ時間を共有した作家の創作意欲を喚起したに違いありません。互いに意識し合うような仲間をつくる。これもレジデンスの大切な意義のひとつといえるでしょう。

 

【出品作家】

竹内紘三/TAKEUCHI, Kouzo

兵庫県生まれ。大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業、岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所卒業。幾何学形態の構築によるフォルムに関心を寄せ、遺跡や都会のビル群などからインスピレーションを得た、Modern Remainsシリーズを手掛ける。2021年度にゲスト・アーティストとして陶芸の森にて滞在制作。

 

秋永邦洋/AKINAGA, Kunihiro

大阪府生まれ。大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業。ヨーロッパへの旅行をきっかけに「装飾」をテーマにとした作品を手掛け始める。2011年から装飾と動物の骨格を組み合わせたシリーズを展開。近年は動物の存在が薄れていくシリーズを発表。動物の形を借りて現代社会を表現している。2019年度にゲスト・アーティストとして陶芸の森にて滞在制作。