「No Man’s Land-陶芸の未来、未だ見ぬ地平の先-」(於)兵庫陶芸美術館 2021年5月30日まで開催
2021. 03. 24
展示情報
- ユーザー
- 受験生 / 在校生 / 卒業生 / 企業・一般の方 / 保護者
- コース
- グラフィックデザイン / デジタルデザイン / イラストレーション / プロダクトデザイン / インテリアデザイン / マンガ / コミックイラスト / アニメ / フィギュア / 絵画 / 版画 / アクセサリー / 陶芸
美術・工芸コース 講師 秋永邦洋先生、山村幸則先生が出品作家として参加されています展覧会のご案内です。ぜひ、ご高覧ください。
兵庫陶芸美術館開館15周年記念特別展
「No Man’s Land-陶芸の未来、未だ見ぬ地平の先-」
The Future of Ceramic Art, the Unseen Beyond the horizon
会期:2021年3月20日(土)~5月30日(日)
休館日:月曜日
ただし、5月3日(月・祝)は開館し、5月6日(木)は休館
開館時間:10:00~18:00
ただし、4月29日~5月5日は10:00~19:00
※入館は閉館の30分前まで
会場:兵庫陶芸美術館 展示棟 展示室1・2・4・5(地下1階、1階、2階)
【出品作家】
秋永邦洋 Akinaga Kunihiro(1978- ) 1《擬態化(龍)》 2019年 写真:南野馨
山村幸則 Yamamura Yukinori(1972- )2 《時のかけら》 2020年
稲崎栄利子 Inazaki Eriko(1972- )
かのうたかお Kano Takao(1974- )
木野智史 Kino Satoshi(1987- )
金理有 Kim Riyoo(1980- )
谷穹 Tani Q(1977- )
出和絵理 Dewa Eri(1983- )
新里明士 Niisato Akio(1977- )
林茂樹 Hayashi Shigeki(1972- )
増田敏也 Masuda Toshiya(1977- )
松村淳 Matsumura Jun(1986- )
見附正康 Mitsuke Masayasu(1975- )
若杉聖子 Wakasugi Seiko(1977- )
度會保浩 Watarai Yasuhiro(1981- )
21世紀に入って20年。今やジャンルの横断や交差も珍しくない、じつに多様化した現代の創造において、「陶(Ceramics)」を素材、あるいはテーマとする作品は、どのような存在と成り得るのだろうか。そして、既成のイメージや概念から切り離し、一つの独立した造形として、ニュートラルな空間に放たれるとき、これらの作品が、「同時代の芸術」として、いかにして強度を持ち得るのだろうか。
「No Man’s Land(ノーマンズランド)」には、「主のいない、不毛の土地」を表わすと同時に、「複数の異なる領域が重なり合った曖昧な状態」という意味も込められている。しかし、そこにしか存在しない、あるいは、そこにこそ見えてくるものの中に、これからの陶芸を革新していく新しい価値観を見いだすことができるのではないだろうか。本展では、そんな問いかけのもと、伝統的な陶芸の素材や技法を駆使しながら、独創的な作風で、工芸のみならず、現代美術、デザイン、建築などの幅広い分野から注目を集める1970~1980年代生まれの15名の作家の作品を通して、「陶芸の未来」を再考する。なお、ここで紹介する作品については、何らかのかたちで、鑑賞者に「陶芸」についての示唆を与えるものであり、必ずしも素材を「陶」に限定するものではない。ここでは、様々なタイプの作品が同空間に交差することによって、静かに浮かび上がってくるイメージとメッセージを捉えていきたい。
【関連企画】
◆兵庫陶芸美術館学芸員によるギャラリートーク
2021年4月3日(土)、4月17日(土)、5月1日(土)、5月15日(土)
いずれも11:00より1時間程度(観覧券が必要です)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、変更・中止となる場合があります。
主催
兵庫陶芸美術館、朝日新聞社
後援
兵庫県、兵庫県教育委員会、丹波篠山市、丹波篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、公益財団法人 兵庫県芸術文化協会、公益財団法人 兵庫県国際交流協会
協力
丹波立杭陶磁器協同組合