就職活動

就職活動にあたって

どの企業も「明るく」「積極的」で「協調性」のある学生を求めています。その上で、学生個々の性格・資質・能力といったものが、どのように評価されるかということになります。 特にデザイナーやクリエイターなど専門職の採用試験では、作品提出を求められることがほとんどです。日々の課題作品を整理し、就職活動用に自主的に制作した作品と合わせ、ポートフォリオ(作品集)としてプレゼンテーションできるようにまとめておきましょう。

自己分析と企業研究

職種や志望企業を決める場合、『学校で学んだことを活かしたい』『自分の能力や適性を活かしたい』『将来性・成長性のある企業で働きたい』など、自分なりの動機づけが必要です。そのためには、本当の意味で「自分自身を知ること」が絶対に不可欠です。その上で、自己の適性や能力を最大限に発揮できる業界・企業はどこかということをじっくりと研究することが大事です。そのために必要な情報を得るには、キャリア支援センターの企業ファイルや各種資料を参考にする、先生や家族・知人などとのコミュニケーションを密にする、新聞や求人情報誌などに小まめに目を通す、などの方法が有効でしょう。自己分析や企業研究の仕方がわからなかったり、悩んでいることがある場合は、ぜひキャリア支援センターに相談に来て下さい。次に企業研究のための参考項目をいくつかあげておきますので、自分に合った方法を実践して下さい。

  • 就職活動用のノートやファイルを作成する。
  • 毎日、新聞を読み、テレビのニュースを見る。
  • 登・下校時などにキャリア支援センター掲示板・求人票掲示板を必ずチェックする。
  • 企業ファイルや参考図書などのキャリア支援センター資料には必ず目を通す。
  • 求人・就職関連の情報誌を利用する。
  • 企業に直接問合せたり、資料を請求する。
  • 企業説明会に参加したり、企業を訪問する。
  • 本校や他校の就職活動をしている学生と情報交換する。
  • インターネットを活用し、企業の事業内容や採用情報を調べる。etc.

就職活動の時期

近年の社会情勢・雇用環境の変化により、各企業の求人・採用時期の早期化及び長期化が顕著になっています。したがって、できるだけ早く就職活動をスタートし、求人・採用情報を入手する必要があります。資料請求したり、合同企業説明会に参加するなど、具体的にアクションをおこすことが大事です。あまりスタートが遅くなると、志望企業の採用が既に終了しているなど、非常に不利な状況になります。とは言え、実際の求人時期や採用試験の実施時期は企業によって違います。自分が志望する企業の応募締切や試験日・会場などは、よく確認し、受験のチャンスを逃さないようにして下さい。

  • 自己分析と企業研究をしっかり行い、志望動機を明確にすること。
  • 志望企業(業界)の求人・採用情報を入手すること。
  • 各自の専攻分野の職種と仕事内容を把握すること。
  • 作品はいつでも持参、提出できるように整理しておくこと。
  • 志望企業の説明会には必ず参加すること。etc.