直島だより vol.1

2011:4:13_C.jpg  四月から学校案内がリニューアルしました。
  表紙の原画を描いたのは、本校卒業生の松本良太君です。
 このブログでも以前紹介しましたが、現在作品制作・発表を
  続けながら「現代アートの島」として有名な直島で働いています。
 先日松本君から「直島だより」が届きましたので紹介しましょう。
 
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 こんにちは。大阪美術専門学校卒業生の松本です。
 私は今、直島という香川県にある離島で働いています。
 と言いますのは、私は2007年に大阪美術専門学校
 (プリントメイキング専攻)を卒業した後、
 京都精華大学(版画専攻)に編入学しました。
 その後あれよあれよと言う間に2年間が過ぎ、
 就職活動の時期が来ました。
 様々な企業を回りましたが、特に印象に残ったのが
 「直島福武美術館財団」というところで、瀬戸内海の
  離島を主な活動場所とし、現代美術を使った
  地域振興を模索している財団なのです。

一昨年縁あって、そこに就職が決まり直島に住む事になりました。
直島は聞いた事ありますでしょうか?代表的な美術館でいうと「地中美術館」、
その他にも「李禹煥美術館」や「家プロジェクト」がある島なのですが、私はその中で財団が
運営する「直島コメづくりプロジェクト」という所で、スタッフとして田んぼを耕作しています。

直島は離島の中でも小さい部類に入る島ですが、昔から企業の誘致を受け入れてきた背景があり、
とても発展しています(実はコンビニもあります)。しかし広くは無い島内で、工場と居住区が
しっかりと区別され、企業も環境活動に力を入れている事から多様な自然が残っています。

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 島のすごい所はなんと言っても
 四方を海で囲まれている事。
 瀬戸内海は年中穏やかで、
 かつ綺麗。自然環境豊かな直島は、
 景色を見るのに妨げる物がなく、
 高い所に上ると対岸の四国まで
 瀬戸内海を一望できます。

 仕事帰りのトラックから見る夕日と、
 反射して光る海の様子は
 最高のご褒美です。
 
 

私は中でも積浦という地区が好きです。
直島で唯一美術館も無ければ、工場も無い場所で、飲食店も一軒だけ、
しかも観光客向けの場所ではありません。何もないけど田んぼがあります。
普段はこの積浦という所に住み、職場である田んぼに通います。
家から一歩出るとオフィスみたいなものですね。
コメづくりはしんどいですけどやりがいがある仕事です。

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 なにより、どろどろの土に触れて、
 いろんな考えをめぐらせる事は、
 物を作る人間にとって何よりも
 有意義な時間なのではないでしょうか。

 今年も6月から田植えが始まります。
 そこからはもう戦争です。
 でも田んぼに水が張られて、
 苗が植わっている様子をみると、
 心の底から達成感がこみ上げてきます。
 
 と、直島の魅力を話すと止まらなく
 なってしまいますが、とりあえずここまで。

皆さんもぜひ直島に来てほしいです。来ないとこの魅力は分からない。
ちなみに、直島に来られた際は、私に一本連絡いただければ漁船で迎えに上がります(笑)
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「直島だより」は以前から松本君に、お願いしている企画なのですがようやく始動しました。
今後も直島の魅力を、継続的に紹介してくれたらと思っています。
松本君、本当にありがとうございました。

 投稿 : プリントメイキング専攻教員 kusa.

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