ギャラリー白で企画開催されている、SUPER ! PAINTINGS(スーパー絵画)vol.3を観てきました。 ギャラリー白推薦の30歳前後のペインター、6人による絵画展です。 SUPERの意味は、それまでの絵画を超えるという意味でのスーパー ということだそうです。 新しい世代による新しいフィギュラテブ(具象)な表現を試みるペインター6人の フレッシュなイメージの絵画が並んでいました。 その6人の出品者の中に、BISEN絵画専攻の卒業生が2人います。 山内 亮さん<2000年芸術研究科絵画コース修了>と春菜さん<2005年絵画専攻卒業>です。
 山内亮さんは、動物(ネコ科が多い )の顔をモチーフに 彼独自の擬人化表現で含蓄のある表情を描き続けています。 これまでは顔のアップが多く、動物達の表情は 何かを思索してるような、もの思いにふけるような 、 室内的な静的なイメージでしたが、 今回の作品群では、それまでの動物達が 西洋の甲冑を身につけた姿で描かれています。 大きな変化 を感じました。何かに立ち向かうような 戦士のような、動的な力強いものでした。 絵画的にも意図的に未完成的な部分もあって、 これまでとは少し違ったアプローチがあり、絵画のもつ スリリングなライブ感 を感じさせるものになっていました。
春菜(はるな)さんは、夜の都市を手がかりにイメージを紡ぎだしている作家です。 これまでは主に、高速道路の高架とその道路ランプや周りの建造物などで まばゆい都市的な夜光美 を表現していました。
今回の作品は、阿倍野の都市開発で普段見ているという 高くそびえる夜のクレーンが、イメージの源泉 になったと聞きました。 新しいイメージとして、水玉模様が描かれていましたが、 彼女によると、水玉のひとつひとつがメモリーだということでした。 小品の2点には、デコラティブな額がつけられていました。 その額装には賛否両論の声があるそうですが、 デコラティブな額は、視覚戦略的な意味で使ったのではなく 彼女のある思い があって使ったということでした。 投稿:絵画専攻教員 浜本隆司 SUPER ! PAINTINGS (スーパー絵画) vol.3 1月31日(月)ー2月12日(土) 11:00ー19:00 (土曜日は17:00まで、日曜日は休廊) ギャラリー白、ギャラリー白3 |