12月18日、青木 拳(1993年芸術研究科陶芸コース修了)さんの特別講座を開催しました。 9月に制作した作品の講評から始まりました。 釉薬・焼成方法が同じでも 焼き上がりが違うのは何故か、 「信楽土と磁器土」素材が持つ特性の講義があり、 土の特質を知る事は、今後制作していく上で 非常に大切であり、作りたい物に適した 土の選択、成形方法の選択、 それぞれの観点 でのコメントがありました。 さて講評が終わり、次は「その作品を 学内及び近辺に各自が展示する 」という 課題が出されました。
「物が置かれる場所の意味」「作品の意図を聞く事の楽しみや聞かれる楽しみ」 「見せたい気持ち 」など、青木先生の展覧会に望む姿勢を伺い、 いよいよ「美専美術館・2010 『日常』」の開催準備が始まりました。

工房前のお家の植え込みや、ガラス越しに見える風景を取り込んだ所、 ラウンジを画廊に見立てたり、入り口の植木 の中にも、約30分かけて各自が展示しました。
入学後、様々な作品を見ている学生は、今回の展示には戸惑いながらも 何とか完了しました。 そして一人一人が、「何故この場所に作品を展示したのか」、プレゼンしました。
青木 拳先生から最後に、例えば机の上に木が芽生えるなど、 「日常ではあり得ない事」をもっと追求する姿勢と、 既成概念にとらわれず、楽しい表現を目指して欲しい

そして「自作の見せ方を熟考し、各自満足のゆく展示ができたのでは 」 というお褒めの言葉を頂きました。 今回の展示は、学生にとって 本当に良い経験だったと思います。
投稿者 : 陶芸研究室 |