2010年2月16日アーカイブ

陶芸専攻の学生は、2月4日特別講座の授業で京都に
当日は立春、でも時折小雪がちらつき、吹く風も大阪とは違い、随分冷たく感じたとか。

     

さて最初は、京都市美術館です。
この時期の美術館は、美術系の大学・短大の、卒業・修了制作展が週代わりで開催されます。
今日は京都嵯峨芸術大学の、「卒業・修了制作展」を見に行きました。
1階の大陳列室・北館そして2階の全室を使った大規模な展覧会でした。
若人のはつらつとした作品が展示され、
我が学生も1年後の卒業制作展に向けて、心が引き締まる感じがした」とのコメントがありました。

同じ岡崎公園内にある、「ゴットフリー・ワグネル」の功績を
讃える碑を訪れました。ゴットフリー・ワグネル先生とは?
日本の「窯業の父」とも呼ばれ、京都近代化の一端を担った
舎蜜局(せいみきょく)で西洋の科学技術を教えたドイツ人です。
石版印刷・ガラス・陶磁器・七宝焼・石鹸など
多岐にわたり技術を伝えました。
高さ4メートル・幅10メートルの碑です。先生を後ろに記念撮影を

 ※舎密局とは、1869年大阪に開設され、その後京都に移転。
   その流れが現在の京都大学に発展したのだとか

次は、東大路を南に下がり、清水道まで移動しました
実習で使う、粘土・顔料・釉薬などの原材料を購入する「京都イワサキ」に行きました。

 店内は、おなじみの原料が整然と置いてあり
 コンビニを思わすようでした

 最後は、「京の七口」のうちの一つ、
 JR・丹波口駅にある、京都市工業技術センターを見学しました。
  
   
※京の七口とは、粟田口、東寺口、丹波口、鳥羽口、鞍馬口、
   大原口、荒神口のこと。室町から江戸期に京と諸国を結ぶ
   街道の出入口として名付けられたのが由来です

 
 センターには地場産業を支援する、窯業技術研究室があり、
 技術支援や後継者の養成も

 現在16名の研修生が3月の修了展に向けて
 最後の追込みの真最中でした。
  
橋田先生(大阪芸術大学卒)の案内で、窯場やゼーゲル制作室そして研修室を見学しました。
学校とは少し様子が違う雰囲気の制作風景を感じ取ったようでした。

少しくたびれましたが、様々なシーンを見ることができ有意義な一日でした 
寒い京都での特別講座お疲れ様でした。     

 投稿者 : 陶芸専攻教員 伊藤均