2009年11月アーカイブ

目指せ!べっぴんさん

2009年11月30日
 
今日は、ライフデザイン専攻1年生の「デザインスケッチ」という授業の作品展示を見学させて頂きました
今回の展示は、学生が自分の作品の中から一番自信のあるものを選び出品したということで、
鉛筆デッサンから水彩スケッチ、コンセプトなどを表したデザインボードまでと様々な作品が並びます。

学生たちはこれが初めての展示とのことで、現場には先生の指示が飛びます
担当の川田秀子先生は、多くの経験を積まれているだけあって、学生たちへ送る指摘は素早く的確です。
走る学生!天井にあるレールにフックを引っ掛けて、チェーンを吊るして、作品を掛けて
…脚立を使用しての大仕事です

近くから遠くから作品を眺めながら、作品の様子をチェックします。
作品同士の間隔は均等か、きちんと水平になっているか
…学生もお互いに協力し合いながら作業を進めています。

 「こうして展示のやり方を身につけることは、
 学校から外へと出たときに必ず役立つ」
 と先生は仰います。

 学校とは、学生が将来何かをしたいと
 思い立ったときに、それを実践することのできる
 技術を学ぶ場所でもあるのです

 初めての展示ということもあり、
 学生たちもかなり手間取っていましたが、
 これからどんどんと経験を重ねて
 力をつけていくことと思います


デザインとは、発想することがまず第一です。
そのために授業では、動物園でのスケッチを行なったり、身近なもののデッサンをしたりします
また、それを第三者にプレゼンテーションという見える形で説明をすることも必要です。

商品のコンセプトを伝えやすくするため、イメージに合わせて、
スケッチのタッチを変えていくことも大事なことなのだそうです
そのために学生たちは、鉛筆・パステル・色鉛筆・マーカー・ポスターカラーなど
さまざまな画材を使いこなす練習を日々行なっています。

『いかにべっぴんにして嫁に行かすか』、とは先生のお言葉。
消費者の手に渡るまで、渡ってからのこと、広い視野で物事を捉えることが
ライフデザイン専攻には、欠かせないことなのですね

展示は自分の名前を、
作品の下に貼り付けて仕上げです!
自分の作品が展示という形でギャラリー
並んでいる様子はどうでしょうか…?

学生の一人、曽我部和泉さん
今回の展示の感想を聞いてみました

作品ポスターのイラストは、
ライフデザイン専攻のみんなのイメージカラー
あらわしたものだそうです。
「これまでの作品から、一番がんばったものを
出品しました!初めての展示で緊張しました。」

初々しい
一年後に同じように訊いたら、どんな感想が返ってくるのでしょう
学生たち各々の成長に期待です!

 川田先生のパステル画も一緒に
 展示されていました。
 夕暮れの空の一瞬の様子を、
 やわらかに表現されています

 最後に展示に参加された皆さんを写真に
 撮らせていただきました

 前列中央のオレンジの服の方が、
 川田秀子先生です。
 今日写っているのは9人ですが、
 11人の学生たちが川田先生のもと
 デザインスケッチを学んでいます!

 快く取材をさせていただいた川田先生、学生の皆さんありがとうございました


◆ライフデザイン専攻1年生作品展◆
 2009年11月26日(木)ー12月5日(土)
 9:00ー17:00
 大阪美術専門学校 展示ギャラリー 

美章園にお住まいの方、「むろまち」ってお好み焼屋さんをご存知ですか?
美専の近くにあって、学生さんも先生も職員も行きつけの店です
もちろん学校案内のサブパンフ「味本 あじぼんにもお勧めの店としてのってます

 ある日、たまたま食べに行った職員が、
 お店のオーナーさんからキャラクターデザインを依頼されました。

 それは「大阪を元気にする」というコンセプトのもと、
 売り出し中の「たこやきパフェ」をキャラクターにしてほしいというもの。

 そこで白羽の矢があたったのが、
 芸術研究科イラストレーション専攻の光石理絵さん。
 このブログでも一押しの学生さん。
 とーってもキュート「半人前。」をつくった彼女です。
  半人前。はこちら 9月22日ブログ


 9月半ばに話をもらって、構想に1ヶ月半
 何度も打ち合わせをし、11月1日にキャラクターが出来上がりました。

オーナーさんはとーっても熱いココロの持ち主なので、
光石さんもそれに応えようと、あれやこれやと試行錯誤したようです。
お店の顔になりますから、責任重大ですよ

さて出来上がった「たこパ」メニュー、いかがですか?
これを見たら、とーっても食べたくなります

    
          お店の方がみんなつけてまーす


前から「たこやきパフェ」なるのものが、あるとは知っていたのですが、
このかわいいイラストを見ると、興味がそそられて、ついつい注文してしまいますね
ダイエットしないといけない季節なのに・・・

実際、お店に来ていた家族連れのお子さん(3歳くらいかな?)が、
「たこやきパフェ」が食べたいとお母さんに頼んでいました。

これぞ、デザインのチカラですよね
人を引き付けるデザイン力が、光石さんの作品にあるんです。

 美専祭でも、「半人前。」の缶バッジがたくさん売れたみたいで、
 いろんな学生さんが服につけてるっていう噂を聞きましたよ
 先生の中にも隠れファンがいるとか。

 そんな愛されるキャラクターを続々と生み出す光石さん
 今も次の仕事を受けて、いろいろなキャラクターデザインを制作中らしいです
 ますますの活躍を期待しています (^。^)y-.。o○
 


先週お伝えした、100万人のキャンドルナイトの制作風景、みてもらえましたか?
本番まであと1週間もないので、チョーマキマキで作業してまーす。

できるところは、授業の合間にちょこちょこ作業をしているのですが、
もうひと押し、足りないところがあるのです

それは、材料が足りない。 しかし買えるものではないのです。
うわーっ!今さらなんで何??? とお思いでしょうが・・・そこはソレ

美専には自慢できる、素晴らしい連帯感がありますよねそして、ふところの深い優しさもあります
学生さん、先生方、職員さん、どなたでも、お力を貸してください。一生のお願いです!!!
そのお願いとは、こちら


 ジュースや炭酸ジュースなどの
 まあーるい形のペットボトルが欲しいのです。
 1.5リットルか、2リットルサイズです。
 50個は自力で集めましたが、あと50個必要です
 
 緊急ですので、
 30日の月曜日までに、アナタのおチカラを! 
 この場を借りてお願いしまーす
 
 A棟地下に回収ボックスを用意してますので、
 いつでもウェルカムです 



 
 ほらっ、こんなに頑張ってます。
 黙々と声も発せず、塗り塗り作業中

 大きなスペースを貰ったので、
 大作を企画、塗るのが大変です。
 
 テーマは「やさしさ」
 小さい子供さんにも楽しんでもらえる絵です。

 穏やかなキャンドルの灯りとともに、
 笑顔も自然に生まれますよ


 
こちらは、津田先生の厳しいチェック
みんな真剣そのもの
ベストなアイデアをいっただきました(^。^)y-.。o○

再来週の西梅田作品も同時進行してます!
お手伝い、募集中(#^.^#)
メンバー登録してなくても大歓迎

2年生の先輩たちは、
卒業制作プレ・プレゼンテーション前だから
無理は言いませんが、10日は見に来てくださいね
1年生の底力、見せますよ


◆1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 2009 Winter◆
  キャンドルアート ひかりのインスタレーション 「キャンドル回廊」
  12月3日(木)茶屋町 12月10日(木)西梅田
  
点灯 18:00 → 22:00
  
※雨天など天候不良の場合は、翌日に順延

11月5日(木)第2回目の1・2年生対象の就職ガイダンスを行いました
皆さんもご承知のように就職活動の時期は、毎年早くなってきています。
早くから就職に対する心構えと準備が必要です

また内定を頂いた企業で実際に働いてみると、
社会人と学生との厳しさの度合いがまったく違うことがわかります

そこで今回は企業研究ということで、絵画専攻の卒業生で、
現在活躍中の藤野幸恵さん(ギャラリープチフォルム勤務)をお迎えして、
仕事内容はもちろんのこと、社会の厳しさを話していただきました。

 プチフォルムの成り立ちは、
 1967年にさかのぼり、今年で42年を迎えます。
 画廊はビジネス街にあるので、
 法人のお客様が多いそうです。

 黒板にはってあるものは、作品の包装紙で、
 全国展開していた頃のギャラリーが一目瞭然です

 そして仕事内容としては、
 作家の選定、展覧会期間の決定、
 案内状の作成・配布
 作品の額装、展示の構成、接客、販売、
 作品の梱包、集金業務などあらゆることがあります。


は、なるべく版画や水彩画を展示し、
見た目に涼やかなものをこころがけるそうです。
には、重厚な油絵と、季節柄も考えた企画をされていると聞きました。
月2回で年間20回、来年3月まできっちり決まっているそうです。

仕事で初めてパソコンを使うようになりましたが、
今ではすっかり慣れて使いこなせるようになったそうです

版画はシートの作品を、そのまま作家から預かり、
額装はすべてプチフォルムで行ないます。
昔はガラス板の額装でしたが、阪神大震災でガラスが割れてけがをしたり、
作品を傷つけたりしたので、アクリル板に変更したそうです。

会場には音楽を流します。
お客様の緊張をほぐし、入りやすくする、などの
雰囲気づくりも考えてのことだとか。

買いに来られるお客様は、具体的な要望があまりないことが多いので、
イメージにあう作品や額装を提案することも大切な仕事です。

 購入者へ作品と一緒に届けるカードを、
 資料として見せてもらいましたが
 有名なものや高額なものでなくてもいい、
 良質の絵画や版画を届けたいという
 画廊の姿勢が強くあらわれたものです。

 こうした丁寧なココロづかいが、
 藤野さんの中にも息づいている
 と感じました。

 「好きでないと、勤務できない」という
 ひと言も印象的でした。

 
『たった4年で想像以上に成長し、しっかりとした自覚を持って仕事に向かっている
とは先生からの言葉でした。

とても素敵な卒業生に出会えて、在校生も励みになったと思います
質問も出て活発なガイダンスになりました。
やはり身近なお手本があるというのはいいですね
今後の就職活動が、具体的にイメージできたのではないでしょうか

◆次回の就職ガイダンスは
 「履歴書・エントリーシートの書き方」
 12月4日(金) 12:40ー B棟501教室 


キャラクター造形学科初代学科長であり、
現在は大阪芸術大学客員教授である小池一夫先生の特別講義が
11月4日水曜日第4時限に、B棟501教室で開講されました。

 『子連れ狼』『弐十手物語』『クライングフリーマン』
 などの代表作で知られる小池一夫先生は、
 これまでに漫画だけで270を超えるキャラクターを
 生み出してこられました

 漫画原作のほかにも小説、映画・テレビ・舞台の
 脚本など幅広い創作活動を行っておられ、
 06年7月にはアメリカ・サンディエゴでの
 コミック コンベンションで、アメリカの漫画業界に
 大きな貢献をしたアーティストに贈られる
 イ ンクポッド・アワードを受賞されるなど
 海外でも 高く評価されています


また『境界のLINNE』の高橋留美子先生、
『蒼天の拳』の原哲夫先生、
『バキ』の板垣恵介先生、
『ドラゴンクエスト』の堀井雄二先生、
『桃太郎電鉄』のさくまあきら先生など、
漫画やゲームの世界で第一線で活躍する
クリエイターの育成にも注力してこられました


週刊少年ジャンプで『ぬらりひょんの孫』を連載している椎橋寛先生(大阪芸術大学映像学科卒)も、
小池一夫先生の教えを受けてデビューした一人です。

講義はキャラクター原論をベースに、世界に冠たる「キャラクター立国」である日本の
エンターテインメント産業の現況を始め、クリエイターの立場からさまざまな経験談を話して下さいました。

創作における基本姿勢として「一時間机の前に座る」という集中力
そして「しぐさや癖などから性格を読み取る」という人を見る力でもあるプロファイリングが必要であり、
いずれもキャラクターづくりの原点であると熱く語っておられました。

 さらには日本のキャラクターが国境を超えて
 ワールドワイドに活躍しているため、
 世界のあらゆる国が
 日本のキャラクターを 勉強していることから、
 日本のクリエイターも世界に目を向けて
 キャラクターアップにこだわってほしいと、
 メッセージを贈られました

 
 当日はキャラクター造形学科だけでなく
 他学科の学生もつめかけ、
 教室内は立ち見が出るほどの盛況でした

 小池一夫先生のオーラに触れた学生の中から、次世代を担うクリエイターがきっと巣立ってくれることでしょう
 
 投稿者 : アニメーション専攻教員 林日出夫


<< 1 2 3 4

資料請求

芸大ブログ

大阪芸術大学短期大学部ブログ