2009年10月アーカイブ

今春イラストレーション専攻を卒業した、津田美野香さんからの投稿です

『私は卒業後、YELLOWという障害者施設で働いていて、アトリエの講師をさせてもらっています。

 最初は障がい者の方と身近に接したり 、人に絵を教える事など、初めての事ばかりで戸惑いましたが、
 大阪美術専門学校の先生方に相談してヒントをいただき、 1人1人の個性に合わせて、
 画材や描くものを工夫しています

 そんな日々の中で、施設内で描くだけではもったいないいろんな人に見てもらいたいと思い、
 何か機会があったら良いなーとずっと考えていました。
 美専の先生にそんな気持ちを相談するうちに、このような展覧会ができるようになりました

 YELLOW初のギャラリーを是非みて下さい 』
  

施設の方からもコメントをいただきました

YELLOWは2009年2月に開所された、障がい者の就労を支援する泉佐野市の関西空港に最も近い施設です。

 基本的にはアトリエ活動のほか、障がい者の就労への意識付けから
 生活リズム改善などの一般就労に向けた支援(就労移行支援・就労B型支援)や、
 実際に『施設外就労』として毎日、地域の農園まで出掛けて野菜の収束作業を実施しています。

 障がい者の中には、絵を描くことには長けているものの、一般就労が困難な人が数多く存在します。
 しかし、障がい者は健常者のように就労の形態が多様なわけでもなく、
 どれだけ努力しようとも自分の好きなこと(若しくは自分に合っていること)をして
 賃金を得ることはほぼ絶望的であり夢のような話でもあります。

 そうした現状の中で、利用者が大好きなアトリエ活動を主とし、通所時間内は好きなだけ絵を描き、
 仕上がった作品を通して、最終的には賃金に繋げられるような支援をする施設の設立が望まれました。
 そうして生まれたのがYELLOWです。

 YELLOW展開催は、泉州発信のYELLOWの活動を幅広く知ってもらうこと、
 ギャラリーを通じて利用者のモチベーションと技術を高める為でもあり、
 今後の施設の指針を示す良い機会であると考えております。

 また大阪美術専門学校の講師や学生の方々をはじめとした、専門的な立ち位置からの
 批評を受けることができれば、真新しい小さな施設が得ることは莫大なものとなりますので、
 たくさんの方々に来場して渾身の作品たちをご覧いただければ幸いです


◆YELLOW展
 11月4日(水)ー7日(土)
 9:00ー17:00 (4日のみ11:00ー) 
 大阪美術専門学校 展示ギャラリー


日韓作品交流展とは、大阪芸術大学グループ3校が韓国の弘益大学と行っている美術交流展です。
37年間にわたり続けてきた交流展が、今年で25回目になります。
大阪芸大、短期大学部、美専の学生50人が出品しています

 そして作品出品者による訪問団が、
 10月12日(月)早朝、関西空港を出発しました。
 学生29名、引率教職員3名の総勢32名

 行程は、オープニング式典参加、展示作品の確認、
 美術館や芸術村の訪問もあり、とても充実した
 4泊5日だったようです。

 美専からも、プリントメイキング専攻2年生の
 学生さんが、このツアーに参加しました。

 無事に16日(金)帰国しましたので、
 ちょっとばかりその様子を報告してもらいましょう

こんにちは、 プリントメイキング専攻の深田直人です。
先日、僕は第25回日韓交流展に参加させていただきました


会場となった韓国の弘益大学です。 

弘益大学はとても大きな学校で、
有名アーティストを数多く輩出しています

特に今年は、「弘益大学アート・デザイン・フェスティバル」の一環として開催されていたので、日韓交流展の他にも多くの展覧会が、同時開催されていました。

学外の街の中にも、作品が展示されていたりして、
とても賑わっていました


弘益大学の学生作品は、技術が優れているだけでなく、
素材や額装に対するこだわりや多様性があって、質の高さを感じさせられましたとてもおもしろかったです

  

三日目からは、主にソウル近郊の観光地を案内してもらいました
 
 これは都羅展望台

 一見してよくわからない写真ですが、
 実は望遠鏡の向こう側に北朝鮮があります。

 この写真は望遠鏡の少し手前に引かれている
 黄色い線の地点から撮りました。
 これ以上前に進んで写真を撮る事は
 許されていません

 未だに休戦中の状態にある半島の緊迫感が
 伝わってきます。



南大門です。
品物が至る所に溢れています。
韓国にいる間は、たくさんの料理を食べました。

一度にんにくをまるかじりして涙を流しながら
激痛に耐えるという間違いをおかしましたが、
どれもとてもおいしく、プルコギやユッケビビンパを
食べた時は感動しました

楽しすぎてあっと言う間に過ぎ去ってしまった
5日間でしたが、また韓国を訪れてみたいです


最後になりましたが、お世話してくださった大阪芸大グループの皆様、
 温かく迎えてくださった弘益大学の皆様、本当にありがとうございました     


以前、審査風景をお伝えした「全日本高校デザイン・イラスト展」の全国表彰式が、
さる10月18日(日)午後2時から、展示ギャラリーを会場に、華々しく開催されました
  審査風景は、こちら → 10月14日ブログ


 内閣総理大臣賞をはじめ、数々の賞が設けられた
 このイラスト展には、実に全国から3000点
 (参加高校146校)を優に超える力作が
 寄せられました
  

 この日の表彰式には、北海道や、沖縄からも
 受賞者が出席し、賞状とトロフィーや副賞を手に
 どの顔も喜びに溢れ、目を輝かしていました




表彰式の後のレセプションでは、特別審査委員で
筑波大学名誉教授の高山正喜久先生が、
なんと、『造形漫談』を披露

かつて先生が教えられた学生さんが作った
ユニークな作品を手に、ユーモアあふれるトークでした。

高校生の笑い声が、会場に響きわたり
とーっても和やかな雰囲気に溢れていましたよ。
 
 


 デザイン・イラスト展で上位の賞を取ると、
  奨学金がもらえます。

  本校にも、過去何名もの学生さんが、
  この奨学金を受けて入学していますよ 

  この作品展は全国を巡回します
  お近くで開催されることがありましたら、
  是非足を運んでくださいね


北海道地区展 (011)708ー5888
10/30(金)ー11/1(日) 北海道芸術デザイン専門学校 センターホール

東日本地区展 東北・関東・甲信越・静岡 (03)3292ー0662
11/13(金)ー11/15(日) 専門学校東京デザイナー学院 NEXーT Gallery

西日本地区展 中国・四国・九州・沖縄 (086)225ー0791
11/20(金)ー11/22(日) 中国デザイン専門学校
  ※その他の地区でも2010年2月末まで巡回展を予定しています。

先日ブログでお伝えした、
グラフィック、イラスト、漫画、アニメ専攻の夏期研修旅行の模様は、見ていただけましたか? 
  ちなみに、 「癒しの伊王島」の前篇はこちら       後篇は、こちら

とーっても楽しかった旅行、ですが帰っても学生さんは気が抜けませんでした
というのも、夏休みの宿題があったからです

研修旅行自体にも特別講座としての単位があるのですが、参加しただけでは単位が取れません
それぞれの得意分野を生かした課題が、旅行前から出題されていたのです
 ◎グラフィックデザインとイラストレーション専攻は、B2サイズの観光PRポスター、またはスケッチ作品。
 ◎漫画とアニメーション専攻は、4コマ漫画2作。
それぞれに制作・提出して合格点がもらえて、はじめて単位が取れるのです

 













そんな課題の秀作展が、19日(月)から美専ギャラリーで始まりました

1年前期終了時の課題なので、覚えたてのパソコンを駆使して制作したものから、
使い慣れた得意の画材を活かした手描き作品まで様々です。









 




こちらは初の試みで、色紙を書いたそうです
詩・句・短歌・川柳などを含んだ作画
自由提出となった47点から10作品を選出し、ここにまとめて展示してあります

1人1人の思いがここに凝縮されているので、じっくり一文字一文字読んでいってください。
平和への思い、家族への思い、世界への思い、自分への誓い、自由なテーマで臨んだもの
もちろん長崎という場所柄、平和への思いが一番強かったのかもしれません


 












ポスター・スケッチ・漫画作品の秀作はギャラリーに展示され、
参加学生とそれぞれの専攻の先生方(もちろん校長も)、事務職員の投票で、
さらに優秀作品が選ばれ、最終日に表彰されます
その表彰式は、27日(火)12:30  賞品が楽しみです

◆長崎県・伊王島研修 秀作展
  10月19日(月)ー10月27日(火)
  大阪美術専門学校 展示ギャラリー
  9:30ー17:00 


ライフデザイン専攻は、モノ作りを学ぶ専攻ですが、
モノが製品となって発売されるには、広告宣伝が必要になります。
そのモノが新製品発表になるとき、ショーのブースではプロモーションビデオが流れます。

 今回ライフデザイン研究室の鈴木先生が、
 デザインに関わったラジコンメーカーの新製品の
 プロモーションビデオを制作することになり、
 10月1日、3年生学生6名が、
 その作業風景の見学に伺いました

 映像編集室は、番組、CM、プロモーションビデオ(VP)、
 ブライダルなどさまざまな映像編集を行なう会社です。
 今回お伺いしたのは、大阪市福島区にある
 「ソニーPCL株式会社」で、CM編集、VP制作を
 得意とする会社です


訪問した学生の感想は、
広く精悍な編集室内の整然とした機材

配線や機械類が無造作に積み上げられた様子はなく、
リビングルームのような静かな空間で、
コンピュータによる編集作業が
着々と進められてゆくことに驚いたことです

企画書、シナリオに沿って撮影された
映像素材がどんどん並べられ、画面変換の効果が
付け加えられてゆきます



 作業をするエディターさんは、20才代後半の若い方で、
 2人体制でテキパキと作業が進みます。

 鈴木先生は、このVPの編成すべてを取り仕切る
 ディレクター(業界ではDと呼びます)の役目をしていました。

 描いた絵コンテに従って的確に指示を出し
 1秒の三十分の一のコマが影響する
 各カットに視線を注いでいました



編集機材の反対側には、ビデオの制作を発注したクライアントが待機するスペースがあり、ここには皮貼りのソファー

広々くつろげる空間で、雑誌を見たり、ドリンクを飲んだりして
(フリードリンクです)、編集作業を見守ります。
学生も気分ゆったり、進行作業を見守ります

どんどん進む編集作業も終盤にさしかかり、微妙なタイミングについてクライアントから細かい注文が出ます。
鈴木先生、クライアント、エディターさんたちの真剣な協議が
とても印象的でした


その結果、誰もが納得するタイミングで、会社のロゴマークが現れ、完成
すばらしく、カッコいい、VPになっていました。
映像の仕事の現場は時間に追われ忙しいと聞きますが、
こんな素敵な環境で、イメージを作り上げるお仕事は、とーっても楽しそうでした

 
 ちなみに、この編集作業を終えたVPは、
 10月8日から千葉幕張メッセで開催された
 「全日本模型ホビーショー2009」
 日本遠隔制御株式会社出展ブースで、
 来場者多数を迎え、大型モニター3台で上映されました。
 
 実際のプロモーションビデオは
  →  こちら    
 
 ◎鈴木先生お疲れ様でした


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