2009年9月アーカイブ

『“神戸洋菓子”デザインアワード2009』の最終審査が2009年8月30日に行われ、
フーケ(株)とのマッチングで試作された、キャラクター造形学科アニメ専攻2年生・柏原智香さんが
デザインした『HEART』が優秀賞に輝きました

最終審査に残った8作品は、神戸の人気パティシエがデザインにこだわった選りすぐりの逸品。
その中で柏原さんの『HEART』はシンプルなデザインながら、ホールの中央に苺でつくったハートをあしらい、
苺の花言葉である「尊敬と愛」「幸福な家庭」と、ハートが意味する「心」「愛」とをかけ、
家族愛や恋愛、友愛のイメージを形にしているところなどが評価されました

  
                                                                                        
デザインケーキ『HEART』は、9月5日から13日まで神戸市内で開催された
“感性価値創造ミュージアムin KOBE”の一環として、9月5日、6日、12日、13日の4日間限定で、
“感性カフェ”となった旧居留地十五番舘で特別販売されました。

ちなみに感性価値とは、創り手のこだわりや遊び心が込められた製品がわくわく感を喚起し、
それが購買行動につながるという新しい経済的な価値のことです。

    
                                            
ホワイトチョコのようなクリームをまとう、真っ白で丸みを帯びたフォルム、中央には真っ赤な苺
ひと口食べると、口の中で白と赤の上品な甘さが融和して広がり、溶けていく。
しばしその余韻を楽しむ贅沢な時間
そんな『HEART』も、あっという間に限定数が終了してしまうほどの人気でした

 投稿者: アニメーション専攻教員 林日出夫    

さてさてお待ちかね研修旅行の後篇です。

「軍艦島」
とはあくまでも通称名で、正式名には端島(はしま)といい、海底炭鉱の島です
当初は小さな岩礁でしかなかったものが、どんどん周りを埋め立てて、
炭鉱で働く人のための鉄筋コンクリートの高層アパートを建て始めました。
ついには50棟以上ものアパートが、それこそ軍艦のように見える人工の島を形成していったのです。
これが通称名の由来ですね

    

昭和49年に廃坑となり無人島として放置されてから、島をめぐるクルーズはできましたが、上陸はできませんでした。
しかし2009年4月末より長崎市条例に基づき、上陸が許可されるようになったのです
これを逃す手はない!2年生も研究科生も、この島見たさ、上陸したさにオプション参加したんです

私は、軍艦島クルーズに参加しましたが、少々がっかりしました。
なぜならほとんどが立ち入り禁止だったのです。
廃墟になった島の中を、探検気分で見学出来ると思っていたのですが、決められたコースを回っただけでした。
今後規制が緩くなることがあれば、もう一度行きたいです
     
その夜は、夕食後に研修旅行恒例のファイヤーイベントで、ゲームや花火をして楽しみました
タイトルは「BISEN Candle Night in Ioujima! 海の見えるホテル!! 祈りの線香花火!!」 ちょっと長かったかな?

    

学生達は、ホテルから20分くらい歩いて島の広場に着きます。
いつもなら、キャンプファイヤーの炎でけっこう明るいゲーム大会なのですが、事情によりファイヤーがなくて暗めです
目を凝らして、よく見ると遠くにキャンドル並べて「I  LOVE 平和」って地面に書いてあります。
けっこう学生たちにはウケていました 

ゲームは専攻対抗です。線香花火で最後まで火の玉が残ってたチームの勝ちとか、
矢を飛ばしての的当てとか、おもちゃの金魚すくいなどありました。思ったより、みんな楽しんでいました
いちばん盛り上がったのは、今回も花火です
手持ち花火ですが、いっせいに始まると壮観で幻想的でもあり、夏の思い出には十分なはずです
  

最終日は、再び長崎市内で大浦天主堂やグラバー園など自由研修をし、博多から新幹線で新大阪へと帰路につきました


今回の研修旅行はいろいろありましたが、概ね無事に旅行を終えることができました


 投稿者: イラストレーション専攻教員 高安勲
 

まだまだ暑い日が続いてますが、暦の上はすっかり秋のはずなんですよ
さてBISENには夏の恒例イベントとして研修旅行」があります。
これは「特別講座」という必須科目の一環で、
デザイン学科やキャラクター造形学科は研修旅行、美術・工芸学科は講義やワークショップを行います。

美術・工芸学科の模様は、先日のブログでもご紹介しました
    9月7日ブログ       9月10日ブログ     9月15日ブログ
デザイン学科とキャラクター造形学科の6専攻が、2つのグループに分かれて9月上旬に旅立ちました。
その模様をグループごとにご紹介します


まずはグラフィック、イラスト、そして漫画、アニメーション専攻の研修旅行です。
学生達と引率の先生方、総勢100余名で、長崎とその先に浮かぶ小さな島、伊王島」に行きました。
8月31日から9月3日、フェリー船中泊込みの3泊4日の旅です。



南港フェリーターミナルに夕方5時集合で、7時50分に出航しましたが、既に外の景色は真っ暗です。
フェリーは瀬戸内海をゆっくり進み、明け方門司港に到着し、今度はバスで長崎へ向いました

平和公園など自由研修をして、長崎美術館をじっくり見学しました。
ここは「長崎ゆかりの美術とスペイン美術」を収集の柱にした、まだまだ新しい美術館です
普通に作品を見学するだけではなくて、
学芸員による丁寧な解説と、気に入った作品をスケッチする授業のような体験もしました。
それから専門家による作品展示の舞台裏も見学出来ました

    

そして長崎港から高速艇で20分、ようやく伊王島到着です。
伊王島では2泊しましたが、島での2日目はオプショナルツアーとして、
軍艦島クルーズ、港めぐり、磯釣りへと学生達は出掛けました  
      
 → さてさて、この続きは次回のブログへ
         


もう夏休みは終わりましたよ。 14日から後期授業が開始になりました。
ちょうど朝晩も涼しくなり、まさに秋です
ということは、前期科目の成績も確定するころですね。
保護者の方々への成績表の郵送は、10月上旬ですのでもうしばらくお待ちください

さて前期科目の補講期間のある日。
10:50から授業だというのに、9:00過ぎからずっと先生を探してた学生さんがいます。
そんなに学生さんが、はやる気持ちを抑えられない授業って、どんなんだろうなー?って潜入取材してきました。

9月8日から11日まで、みっちり4日間の補講でした
それは、スペースデザイン専攻2年生の前期科目「照明デザイン」と「家具デザイン」です。
でも補講っていうより、追い込みの集中作業って感じがしました。

それぞれ2日ずつの授業だったのですが、
最終日は、どちらの科目の先生も学生さんの熱心さにお付き合いくださったようです
先生方いわく『今年の学生も、納得いくまで帰らない』と。
そういえば、放課後でもよく残って作業をしている様子をみかけますよ

  
 
「家具デザイン」は、椅子をテーマにデザイン作業を進めます。
インテリア空間と家具の関係について十分考慮し、デザインしミニチュアモデルを完成させます。

「照明デザイン」は、「和紙を使って照明器具をデザインする」をテーマに制作しています。
課題制作で終わることなく、学外でも作品発表を予定しています。

学生さんの中から、2年生の岡本裕司さんにインタビューしました。
「音」をテーマに、イスも照明もデザインしたそうです。面白い発想ですね

まずは左の照明作品について。タイトルは「山彦」
「ヤッホー」という声を発した時、音の響きをカタチにすると、こんなだろうというデザインです。
ひとつひとつのパーツの幅を変えて、効果的に和紙の濃淡を出しています。

右のイスについて。このタイトルも「やまびこ」
横から見た斜めの部分が、やまびこの「ヤッホー」と、戻ってくる「ヤッホー」なのです。
色の違いで重い軽いを表しているとのこと。
公園のベンチを想定したもので、夜になるとこのスリットに明かりがともり、とってもロマンチックになります
背もたれがないのは、寝転がったり両側から座り込んだり、自由に使ってほしいからです。
 
  

『あまり具体的なテーマだと発想の幅を縮めてしまう』とは、家具の先生からの意見です。
なるほど常に学生さんの才能の伸びしろを考えていてくださるのですね。

先に書いた学外展は、長居公園近くのギャラリーキットハウス「あかり作品展2009」で12月開催予定です。
    こちらは昨年の様子です →  「あかり作品展2008」

それに先立ち、11月には1年生の研修旅行写真展』を学内ギャラリーで予定しています。
映像専攻の1年生と合同で展示します。その模様は、またこのブログでお知らせします
 


さて次の訪問国はオランダ。
タリスっていう新幹線並みの真っ赤な特急にのってアムステルダムに到着!

オランダパスっていう、好きな美術館を5つ選んで無料で入れるってカードを買って、
「たくさんまわるぞ!」とオランダ各地をかけまわってみたよ
ハウスボートミュージアムなんてのも覗いてみた。電気や水道も引かれてて普通に生活できるんだって。
意外に船の中は広かったなあ。ゲストルームだってあるんだから・・・
   
さてオランダは、ゴッホやフェルメール(日本人が大好きだよね)の生まれた国。
だからこそアムステルダムにはゴッホ美術館なんてのがあるし、
個人でゴッホの作品をたくさん集めたクローラーミューラー美術館ってのもある。
ちょっと遠いけど日帰りできる範囲だと聞いて、
トラムと電車、バスを乗り継いで片道2時間ちょっと、はるばる行ってみたよー


 この絵は誰の作品だと思う?
 詳しい人にはすぐわかるんだろうけど、
 有名な作品数点しか知らないボクには初体験!
 
 な、な、、なんとー!!!
 ゴッホの作品『馬鈴薯を食べる人々』なんだって。
 絵を描き始めたばかりのもので、
 オランダ絵画の伝統を踏襲した暗い色調。
 
 あの『ひまわり』を描いた人とは思えないですね。
 なんてどんよりした空気なんだろう。
 当時のゴッホは、何を伝えたかったんだろう???
 
 作品は、これだけじゃないよー

 
 ほらね!どれもこれもゴッホの作品。
 少なくとも40点はあったんじゃないかな?
 日本の美術館で見たものもたくさんあったよ。
 
 この美術館は国立公園の中だから、自然も楽しめるところだよ。
 建物の中の作品も素晴らしいけど、
 広い庭園の野外彫刻も見応えがあるんだー。
 帰りのバスまで時間が少しあったから、
 アートの森に足を延ばしてみた


                                      
        これ、全部ブロンズで出来てるんだって! 
        本物みたい!すごいねー   
    
        ここに居るだけで、丸1日芸術を堪能できる。
        巨大な現代アートの作品もたくさんあって、
        とーっても楽しめた。こんなに恵まれた環境って
        日本になかなかないんじゃないかなあ。


すっかり夏休みを満喫しちゃった。気分もリフレッシュ
日本でもいろんな展覧会に行きたくなっちゃった。だってこれからの季節、芸術の秋っていうでしょ。

『制作することも大事だけど、それと同じくらい人の作品を見ることも大事』だって
ある美術評論家の先生が言ってたなあ

ギャラリーは無料で見れるんだし、西天満あたりの画廊めぐりもガンガン行かないとね。
卒業生で作家活動してる先輩たちもたくさんいるんだし、
「水都大阪2009」って開催されてアートイベントも盛りだくさんだよ。後期も忙しいぞぉーっ

 ※ここに登場したカエルは『半人前。』というキャラクターで、学生さんの作品です。
  大阪美術専門学校HPデザイン学科イラストレーション専攻のページで、
  制作者 光石 理絵さん(現在、芸術研究科)のポートフォリオが見れますよ。
   http://www.bisen.ac.jp/gakka/design/illustration/class.html

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