グラフィックデザイン専攻の津田光明先生の授業って、とっても厳しいって学生さんからよく聞きますが、 振り返れば将来のためになるし、変化に富んでて充実した内容だと評価が高いんですよ 「人前で話すなんて苦手で、課題締め切り前日なんて死にそうだったけど、 やっぱりやってよかったと思える授業だった」ともっぱら好評です。 とは言っても1年生の間では、ここだけの話、「魔の金曜日」と言ってるそうですよ。 午前は「プレゼンテーション」 午後は「立体表現」 一日中、津田先生とおつきあいできる曜日だからですって さて、その魔の授業(?)の一つを紹介しましょう。 「プレゼンテーション」グラフィックデザイン専攻の1年生が前期で履修する科目。 ときどき公開プレゼンテーションと言って、ゲスト聴衆の募集をしています そこで、初めての潜入取材を敢行いたしました
聞くだけでいいのかと安心していたら、なんときっちり評価表なんてものが配られて、 もちろん意見も言わせていただきました・・・
今日はイラストレーション専攻の2年生も授業の振替で聞きにきていました。 彼らも1年生の時に津田先生にきっちりしごかれたクチですね。きっと適切で冷静なアドバイスが聞けるはず。
さて課題は「観光イベントの企画」、場所や金額は問わないもの。 起承転結がきっちりできていること、今回が2回目のプレゼンなので、カンペは見ないで発表するのがルールでした。
 2・3人で1グループ、9グループが10分の持ち時間で、実物投影機で資料を提示しつつ説明していくスタイルです。
それぞれ見ていくと、資料も手書きがあれば、きちんとイラストレーターで作ったものもある。ツアープランの目的やターゲット、行き先もそれぞれで興味深いです。
たとえば、OLさん狙いの韓国エステ、カップル限定阿寒湖ツアー、歴史探訪もの、大河で人気の直江兼続にゆかりのある観光地をめぐるなど。
たった2回の授業でここまできちんとリサーチからコンセプト設定、資料作成、リハーサルまで行い、 3回目に本番のプレゼンへもっていくのはとても大変だと思います。 いきなりこのプレゼンがあったわけでなく、1回目のプレゼン課題を既に経験していたからです。 ランダムな5人グループで「公園のリニューアル企画」を行いました。近所の方への情報収集から始まりコンセプト設定、資料作成、すべて同じ手順を踏んでプレゼンをしています。 何度も何度もテーマを変え、グループを変え、時間制限のある中で、きっちりクライアントの要望にこたえる訓練をしているわけです。
次回のテーマは「商品企画」です。 これまでのテーマが身近なものから始まり、どんどんポイントを絞っていくという過程が大事なのでしょう。 普段何気なく見ているものに疑問をもち、リサーチをする訓練を重ねて、人に伝える方法を試行錯誤し、 日々の習慣にしてしまう。何気ない生活の中で、観察力をも養う授業となりえます。 それがデザイナーには必要な素養なのです。 ただ何も考えずに毎日をすごしてしまうと、発想というものは生まれないでしょう。 考えることの大切さを学ぶ授業です。
次のプレゼンは、1人で行うもの。 非公開となるので、お伝えすることは出来ませんが、 今回の評価表を参考に、バージョンアップしたプレゼンが期待できることでしょう。
ゆくゆくは「自分を商品として売り込む 」 つまりは、就職活動につながるのです。 このまま体験を活かしていけば、 2年生になってから慌てずにすむわけです。
さてこういったプレゼンの授業は、ほかにもたくさんありますよ。たとえば学校案内パンフレットを企画するものなど。こちらも取材できれば、ブログにのせますねー |