2009年5月アーカイブ


本校の学生さんから投稿してもらいました。  


大阪美術専門学校デザイン学科イラストレーション専攻在学の高橋和隆です。

インターネットを通じ、バンド・デシネ(フランスの漫画文化)作家JD=モルヴァン氏の依頼を受け、
2008年に出版となった「シヤージュ・クロニクル」の短編作品の作画を担当させていただきました。
(シヤージュ-フランス及び世界15カ国で翻訳されている、宇宙を舞台に少女の冒険を描いた人気SFシリーズ。
バンドデシネ青少年部門受賞等。)

その後より深くイラスト表現について学びたいと思い、大阪美術専門学校へ入学しました。
入学してから1年間で、たくさんの人や作品に触れる機会に恵まれ、
様々な視点や価値観を養う事ができました。

takahashi_i.jpg絵を描き表現すると言う事は、自分と向き合うという事だと思います。そして自分を知ると言う事が意志となり、力強い表現を生む事ができます。

僕が絵を描く時に大切にしている事は、衝動と挑戦です。
新たな発見をいかにものにし表現できるかというのが、僕が創作において最も熱中する部分です。

今後まだまだ多くの課題があり、及ばない事だらけではありますが、表現の可能性に挑戦する気持ちを持ち続け、学校生活を通じ、より力をつけたいと思います。

フランスにおいて現在進行中の企画があり、今後も積極的に取り組んでいきたいです。 


 


そして彼の作品は、京都国際マンガミュージアムに展示されていますので、
週末にでも京都に遊びに行かれたら立ち寄ってみてください。

建物は、元 龍池小学校の昭和4年建造の校舎を活用し、当時の佇まいを残したものだそうです。
黒光りする木造校舎につい懐かしい気持ちになって、たくさんの漫画本を目の前に時間を忘れてしまいます。

その展示内容を見ると、彼がどれほど著名な方々と肩を並べて仕事をしているのかが
よく分かりますよ。初めて見たときに、作品の完成度に目をみはりました

何せ「ハイブリッドな作品をつくりつづけているフランスのBD原作者ジャン=ダヴィッド・モルヴァンと仕事をし、
活躍している日本人作家の紹介」ってコーナーにあるんですから。

是非みなさんにその絵を見ていただきたい!!!
ですが、残念ながら諸事情でここでは紹介できません。

本校なら「Les Chroniques de Sillage VOl.5」をフランスより取り寄せて、
B棟の図書コーナーに置いてますよー。
在校生のみなさん、たまにはB棟2階に立ち寄ってくださいね


セレクションギャラリー
「フランス語圏のマンガーバンド・デシネの歴史と展開」展

2008年10月11日(土)―2009年5月17日(日)
午前10時―午後6時 (最終入館時刻: 午後5時30分)

京都国際マンガミューアム 2階ギャラリー1・2


さまざまな専攻から旧B棟の思い出をシリーズで語ってもらっています。

今回は陶芸専攻の伊藤均先生です。
貴重なモノクロ写真も投稿してもらいました。皆さん、お若いですね!!!
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陶芸工房は昨年3月に移転しました。
開校から27年間、授業が行われた工房は今、更地となり数年後には幹線道路になる予定です。  
 nushi01.jpg
    nushi02.jpg

    大きな電気窯が4基あり様々な作品を焼きました。








工房の上は近鉄の高架があり電車が走っていました。

      nushi04.jpg  
 コンパクトですが冷暖房完備の新しい工房です。
 電気窯は20KWが2基、10KW1基でスタートしました。
 新しい工房には開校時から使っていた「もの」があります。
 それはあの「ばかでかい作業テーブル」です。

 さすが28年目となると、角張って、いかつく、
 持てば重たいテーブルも、
 丸みを帯びた優雅な姿に変身しました。
 
 

nushi03.jpgしかし使い勝手は以前と全く変わっていません。
所々にある凹凸や、釉薬が染みこんだ模様を見つけると、
やはり長い時の流れを感じます。

歴史あるこのテーブルはまだまだ現役です。
土の重みはもちろん、制作する人の息遣いも
受けとめてくれています。

君の痕跡も残っているかもしれません。
一度新しい工房を尋ねてみて下さい、お待ちしています。
『主』と共に・・・・・。 

先日、最新情報でお知らせした陶芸専攻卒業生 藤岡貢さんのグループ展です。
見に行ってくださった伊藤均先生からの投稿です。



舞洲陶芸館で研修した、一・二期生、4人の展覧会です。

京都芸大・京都精華・大阪芸大・美術専門学校と出身学校が様々ですが、
「陶芸を続けていきたい」という気持を強く感じさせる人達の展覧会でした。

tou4ten2a.jpg

藤岡君は磁土を用いロクロ成形した、様々な蓋物を展示されました。
思わず手に取ってみたくなるような、優しさのなかにも磁器特有のシャープな
仕上がりに好感が持てました。

tou4ten1a.jpg

蓋の部分は青磁・白磁・艶消しの銀色、ボディーは焼き締めで、形もシンプルで、
ひかえ目ながら凛とした作者の想いを体現した作品でした。

tou4ten4a.jpg

現在、彼は信楽の窯元でデザインから成形までの仕事をし、制作は主に土・日にしています。
職場は主に土もの(陶土)なので、自分の作品は石もの(磁土)を自然に選択したと語ってくれました。
これからの活躍が楽しみです。

tou4ten3a.jpg

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