あっという間になくなってしまったこの工房棟、2月いっぱいは現役バリバリだったんですけど・・・
キャラクター造形学科のアニメーション専攻の学生さんたちが、卒業制作のために日夜こもって作業をしてました。
新B棟ができるまでは、プリントメイキング専攻や彫金アクセサリー専攻の授業がここですべて行われてました。
一年前には陶芸専攻まで引っ越していきました。
28年もの長い間支えてくれた建物で、たくさんの卒業生がここから巣立ちました。
かつての工房の活躍を、プリントメイキング専攻の日下部先生に投稿してもらいました。

開学当初のB棟は、陶芸専攻・彫金アクセサリー専攻・版画(現プリントメイキング)専攻の工房であり、その隣には国際芸術学科の英語を担当する外国人教員の宿舎がありました。
後にこの教員宿舎は無くなり、同じ場所に教室としての新校舎が増築されることになるのです。
工房の隣の教員宿舎・・・今から思い返すとアットホームな構造をしていたのだなあと、懐かしくなります。
この時増設された2階建ての新校舎は従来の工房棟と連結され、新生「B棟」としてこの三月に解体されるまで多くの学生がここで学び巣立っていきました。
12月までボイラー(暖房)は入れられませんでしたし、教室にクーラーが入ったのはこの時の改築以後でした。
冬の厳しい寒さと夏の激しい「熱さ」が工房名物だったのです。
そんなB棟と28年間私たちは苦楽を共にしてきたのですが、この三月に道路予定地として取り壊されました。
現在はこのような空間だけが何事も無かったように残っています。
解体間際に彼が人目をはばかることなく泣いているところを発見しました。
止めどもなく流れる涙は、私たちの深い寂しさを写す鏡のようで胸がきゅっと痛くなるのです(;O;)
開催が決まったのがとても急だったので、春休み中に何とか頑張って完成させたそうです。

スタイロフォーム(硬質発泡スチロール)に紙粘土をはりつけて形づくりをし、紙やすりで表面を滑らかに磨き上げてから最終的にアクリル絵の具で色づけします。







ビゼーのカルメン、エルガーの威風堂々、

